ホワイト歯列矯正クリニック・たまプラーザ|小児歯科医のアプローチ

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2021/10/02

歯医者さんを怖がるお子さんへのアプローチ

小児歯科医のアプローチ

ホワイト歯列矯正クリニック 院長の志賀です。

「歯医者さん嫌だー!」
と言っているお子さんを歯科医院に連れて行くのは大変ですよね。
私が大学に勤めている時、保護者の方から何度か「来院するのがとても大変」というエピソードを聞きました。

大人でも敬遠する歯科医院は、子どもにはもっと怖くて嫌なところに違いありません。
保護者の方も歯科医院に行くのが嫌だったという思い出があるのではないでしょうか。

さて、そこで小児歯科医が子ども達へどのようにアプローチしているのかについてお話しいたします。

 


 

子ども達の精神的発育

Q:精神的発育と恐怖心は関連があるの?
A:あります。

小児歯科医は子どもの情動の分化に沿ってアプローチしていきます。

 


 

0~2歳頃

感情的発育
6か月:恐れ・嫌悪・怒りの感情
1歳:得意・愛情の感情
2歳:喜びの感情

言語的発育(言語発達が早い子もいます)
1歳:1語文
2歳:2語文

これらから考えられるのは、
『0~2歳の子にお話をして言い聞かせることは困難である』ということです。
恐れ・嫌悪は、必ず起きますので短時間で保護者に顔が見える状態で対応することが重要となってきます。

2~3歳児の恐れの対象=直接的な刺激
・突然の物音
・大きな騒音
・まぶしい光
・見慣れない物
・見慣れない場所

これ全部、歯科医院に当てはまるのでは!?
そうです。子ども達が歯科医院に恐怖を感じるのは、恐れの対象である要因がすべて歯科医院に当てはまるためなのです。

それでは一体どのように対応するのでしょうか。
処置をする場合は、とにかく『スピード命』です。
そして歯科医師と歯科衛生士の励ましの言葉です。
小児歯科の歯科医師は常に声かけを意識しています。
「頑張っているね、えらいね」
たくさん話しかけながら治療をしています。
とはいえ、恐いものに変わりはありません。

保護者の方に「診療が終わったら、頑張ったお子さんを沢山褒めてあげるように」とお願いしています。
ただし、おもちゃやお菓子をご褒美として与えないでください。
おもちゃは際限がなくなりますし、お菓子はむし歯になります。

先ほどお伝えしたように、1歳では得意・愛情の感情、2歳では喜びの感情が精神的に発育する時期です。
だから一番褒めるのが効果的なのです。

 


 

3~4歳頃

言語の発達が著しい時期です
術者に指示も聞くことが出来ます。
ただし、時間は短時間です。そのため励ましながらスピーディーに治療を進めていきます。

本人達にコミュニケーションをとりつつ「何をするのか、どんな物なのか」を体験してもらってから治療を行っていきます。
まずは、恐怖心を取り除くことから行うのです。
それでも、恐怖心が強くて処置が困難なこともあります。

 


 

5歳頃

想像力が増加する時期ですので、何をされるか分からないとさらに恐怖心が倍増します。
簡単にいうと
・お化け
・泥棒
・死
・病気
などが恐れの対象になります。

歯科治療は口の中の処置です。
そのため、自分では何をされているのかが見えないのです。
だから想像をします。

何をされるかわからない
⇒恐怖
⇒パニック
⇒治療困難
⇒病気になると思う
⇒パニック

こうなってしまうと治療どころではありません。

そうならないために本人に「何をするのか」「どんな物を使用するのか」を体験してもらいます。
治療時は鏡を持ってもらい実際に行われていることを直接見せてあげます。
それでも恐怖心が強い子は、モデリング法を用います。
モデリング法とは、上手に出来ている子の治療風景や処置の流れを実際に見てもらう方法です。

 


 

これらの対処方法行っても難しい場合もあります。
精神発達や個性によっても処置が困難なこともあります。
抑制治療・全身麻酔下での処置なども検討することがあります。

様々なアプローチ方法があり、対処方法は歯科医院や歯科医師によっても異なります。
何よりも大事なのは、患児の精神状態にあったアプローチの仕方が一番大事であるということです。

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