症例・お知らせ・コラム一覧 blog
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ブログ 2024/03/22
マウスピース矯正の場合は、痛みに関しては、個人差ではありますが違和感程度に抑える事ができます。
口内炎になるリスクに関してもワイヤーと比較した場合は低い状態です。
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矯正治療には様々なデメリットがあります。
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そのなかで6つご紹介いたします。
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①痛みや不快感
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矯正装置を初めて装着するときや、調整のために力が加えられるときに、歯や歯茎に痛みや不快感が生じることがあります。
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こちらの痛みに関しては個人差がありますが、ワイヤーの場合、装着時に痛みを訴える事が多くあります。
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金属ブラケットやワイヤーが口の中ですれる事で口内炎に成りやすい状態になります。
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②食事制限
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矯正治療中は、硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避ける必要があります。これは、矯正装置やブラケットが外れることがあります。
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一部の食べ物が矯正装置の隙間に詰まる可能性があります。
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粘着質な食べ物は、ワイヤーの隙間に入り込む事があります。
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③歯ブラシが難しい
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矯正装置を装着している間は、歯の間の清掃が難しくなることがあります。
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金属ブラケットやワイヤーがある場合は、フロスや歯間ブラシを使用して歯垢や食べかすを除去するのが難しくなります。
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④治療期間の長さ
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矯正治療は通常、1~3年程度にわたります。
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歯を移動させるのに時間がかかるためです。
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また、治療中に定期的な歯科医の訪問が必要な場合もあります。
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マウスピース矯正の場合は、最初に作成したものをお渡しした後に通院する事がワイヤーの半分程度となるため、通院で期間が延長したりすることが少ない事を実感していただけると思います。
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⑤外見
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金属ブラケットやワイヤーでの矯正治療の際、目立たなくすることが難しい場合があります。
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外見に対して笑顔を見せる事が難しかったりする事が生じるかもしれません。
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⑥リスク
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矯正治療には、むし歯、歯茎下がり、顎関節症を誘発するリスク、歯の根が吸収などが生じる事があります。
これらのデメリットは、個々の状況や治療法によって異なる場合があります。
当院では、半年毎に定期的にお口の中の状況を一緒に確認して頂くことでご不安を減らすことを心がけております。
なにか不安点や心配事がありましたらかかりつけの歯科医にご相談して頂けましたら幸いです。
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ブログ 2024/03/22
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マウスピース矯正の弱点には以下の5つがあります。
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①フィットの問題
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マウスピースが歯に合わず、矯正圧が適切にかからない場合があります。装着が甘い場合などに生じることが多くあります。
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そのため、チューイなどをしっかり噛んでフィットさせる事がそう脱着の際に重要になります。
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その他にも矯正装置が変形してしまったり、歯の動きに対応して調整されていないことが原因があります。
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②痛みや不快感
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マウスピースが歯や歯茎に摩擦や圧力を加える場合、痛みや不快感が生じることがあります。
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特に新しいマウスピースを装着した直後や、調整後に違和感などの症状が現れることがあります。
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③歯の動きが十分でない
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マウスピースが歯の動きをうまく制御できていない場合、治療の効果が不十分になることがあります。
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マウスピースのフィットや治療計画に問題がある可能性があります。
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当院では、治療の修正で再度作成する費用は一切頂いておりません。
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④装着不良
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マウスピースが正しく装着されていない場合、矯正装置が適切に機能しないことがあります。特に、マウスピースが緩んでしまう場合があります。
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そのため、装着時にはしっかりとチューイを咬んでフィットに気を付けてください。特に装着不良になりやすいのは、前から2番目と3番目が多くあります。
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⑤口内環境の影響
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歯ブラシなどをしない状態で装着を長時間することで口内炎や口臭などの問題が生じる場合があります。
これらの不具合が生じた場合は、かかりつけの歯科医に早めに相談することが重要です。
歯科医は問題の原因を特定し、適切な対処法を提案することができます。また、マウスピース矯正治療中は定期的なフォローアップが重要であり、不具合が生じた場合にはできるだけ早くかかりつけの歯科医に連絡することが大切です。
当院では、lineやデンタルモニタリングを使用して早期の対応をとるように心がけております。
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ブログ 2024/03/22
矯正治療で皆さんが思い浮かべるのはワイヤー矯正だと思います。
ワイヤーも金属ですので、熱には敏感に反応します。
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矯正治療中に金属ブラケットを装着している場合、外部の温度変化によって金属ブラケットも変化が生じます。
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特に冷たいものでは、冷たい金属ブラケットによって熱伝導を歯に直接刺激を加えるため冷えて感じられることがあります。
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これによって知覚過敏のような痛みや不快感を引き起こす可能性があります。
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熱い飲み物や食べ物を食べると矯正装置の周囲の温度が上昇します。
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マウスピース矯正の場合は、熱いものを装着したまま食べると変形をひきおこす事があるのでマウスピースを外した状態で食べ物を食べてください。
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また、温度の変化によって矯正治療中の歯の動きにも影響がでます。
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特に、矯正装置の金属部品が温度変化によって拡張や収縮します。
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これが歯の軸方向の動きに影響を与えることが報告があります。
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マウスピース矯正の場合は、外してしまえば特に問題はございません。
矯正治療中には、温度が矯正装置と患者の快適さに影響を与えることがあります。
特に食事の際には、熱いものや冷たいものを摂取する際には注意が必要です。また、温度変化による矯正装置の不快感や痛みを生じた場合は、かかりつけの歯科医師に相談してください。
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ブログ 2024/03/22
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矯正治療は、ブリッジなどの歯が少なくなっていても矯正治療を行う事はできます。
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ブリッジがある場合は、位置によって、矯正治療の計画が異なってきますが、基本的には治療はできます。
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ただし、治療計画を立案する段階で問題がないかについては歯科医師の検査と骨格や歯の状態を確認するレントゲンは撮影する必要があります。
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状態に応じて対応が必要になります。
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さらに、矯正治療中に歯の移動がブリッジの安定性に影響を与える可能性があるため、しっかりとした治療計画の立案が重要になります。
ブリッジや他の補綴物がある場合でも、矯正治療は可能です。
しかし、それによって治療計画や思っていた出来と違う状況になったりすることがありますので、最初の検査・診断時にしっかりと主訴を聞くことで思い描いていた理想とのギャップを近くすることが重要になってきます。
歯科医との定期的な相談によって適切な治療計画が重要だと考えます。
もし、ご不安な事があればなんなりとかかりつけ医にご相談ください。
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ブログ 2024/03/22
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外科的な矯正治療にはどんな治療方法があるのか。
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①顎関節症の手術
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顎関節の問題を解決するために行われることがあります。
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処置としては顎関節形成術や顎関節置換術などがあります。
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②上顎・下顎手術(顎骨手術)
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上顎または下顎の骨を切開して、骨格の不正を改善します。
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これにより、顎の位置を変更して咬合と輪郭を改善します。
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③歯の抜歯
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重度の歯並びの問題を解決するために、必要な場合には歯を抜歯します。
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歯並びの改善のために十分なスペースを確保して歯並びを改善いたします。
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④軟組織手術
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矯正治療によって生じた歯茎下がりなどの改善する手術があります。
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これにより歯並びだけでなくみための歯並びの審美性を改善することが出来ます。
上記4つ方法については、必要に応じて歯科医師が検査し診断したのちに行います。
状態や治療の必要性に基づいて決定いたします。
外科的な矯正治療は、患者の咬合や顔のバランスを改善し、機能的で美しい笑顔を実現するための重要な手段の一つです。
何かわからない事があればなんなりと歯科医師にご相談ください。
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ブログ 2024/03/22
矯正治療には、保定というものがあります。
それぞれのお口の中の状態によって違いはあります。
そのため、保定期間に関しては、症状に応じて変化しますので一概な期間をお伝えする事は難しいのですが、概ね1~2年程度の期間は必要であると考えられます。
矯正治療中に歯を移動させ終えた後でも、歯は、元の位置に戻ろうとする力があります。
上記のため、保定期間は重要で、歯が安定した位置に定着するまで、矯正治療を終えた後は、保定装置を使用する必要があります。
一般的な保定期間は、矯正治療にかかった期間と同じくらいの時間であり、通常は1年程度ですが、症状や個人の治療経過によって2年程になることが多いようです。
当院では、概ね2年程度は保定期間として経過をみさせて頂いております。
その間の費用にかんしても、すべて治療費に含まれております。
保定期間中には、定期的な歯科医の診察が必要です。歯医者は、歯が正しい位置に保持されているかどうかを確認し、必要に応じて保定装置の調整を行います。
矯正治療を受ける際には、保定期間についての詳細な説明を受けることが重要です。また、歯科医の指示に従い、保定期間中も適切なケアを続けることが、治療結果を維持するために重要です。
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ブログ 2024/03/22
小児矯正が失敗する理由はさまざまです。主な要因としては、4点となります。-
①未成熟な歯と顎
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小児期には歯や顎の成長中なので、矯正治療が行われる段階でまだ成長が続いています。
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成長予想がズレてしまった場合は、術者が想定していない事態が生じることがあります。
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そのため、半年に1度当法人では、検査を行い異常が起きていないのか、問題が生じる事を予想しながら対処する形とっておりますのでご安心ください。
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②治療計画の適切さ
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矯正治療は患者の個々の状況に合わせた対応が必要です。
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子どもの成長は、兄弟であっても一致しません。
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そのため、想定外の事が生じた場合は、正確な治療計画が立てられなかったりします。
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③患者の協力度
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小児矯正治療においては患者や保護者の協力がとても重要です。
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装置の使用状態によって治療の進み具合が左右されます。
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定期的な歯科医院への通院は、もちろんの事、その間にむし歯になってしまったりする事もあるので口内衛生の習慣の管理も必要になります。当院では、小児歯科専門医が患児のお口の中をしっかりケアしながら対応いたしますのでご安心ください。
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治療が上手くいっていない場合などは、遠慮なく歯科医師にご質問ください。
当院では、半年毎にお話し検査を行い、現状をご説明させて頂き、心配ない状態で矯正治療を進めてまいります。
その際にご不安やお子さんの状態を一緒に確認して行って頂けましたら幸いです。また、他の歯科医にセカンドオピニオンを求めることも有益です。
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ブログ 2024/03/22
矯正歯科治療は、歯並びや噛み合わせなどを改善させる事を皆さんは、想像されると思います。
ただし、矯正歯科治療を受けていると顔貌に変化が生じることもあります。
大きく変化する事はありませんが、少しの変化でもご本人にとっては気になることでもあります。
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①顔の輪郭
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歯並びや噛み合わせの改善により、顔の輪郭が変化することがあります。
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歯並びの不良によって顎が前に突き出していた場合、治療によって顎の位置が正常に戻り、顔の輪郭がよりバランスの取れたものになることがあります。
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もともと、骨格的に異常がある方は、外科的な処置もあわせ行う事でお顔に輪郭に変化が生じます。
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②口元の変化:
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歯並びが改善されることで、口元の形や位置が変化することがあります。たとえば、前歯のすき間が閉じることで唇の形が変わったり、口角が上がって笑顔がより美しくなることがあります。
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ただし、ほうれい線が目立つこともあるので、しっかりと診断をした上で矯正治療をお受けになられる事をお勧めいたします。
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③顔全体のバランス
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歯並びや噛み合わせの改善が顔全体のバランスに影響を与えることもあります。
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輪郭と同様にお口の中の変化でありますので、基本的には大きく変化させる事は難しいのですが、主観的に変化を実感されることはあります。
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④顔の表情:
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歯並びや噛み合わせの改善により、顔の表情がより自然になることがあります。たとえば、噛み合わせが良くなることで、口を閉じたときの表情がリラックスしたものになることがあります。
これらの変化は個人によって異なりますし、治療の種類や期間によっても異なります。また、矯正治療は歯の動きを含むため、診断時にほうれい線の状態なども精査した上で将来的にどうなるのかをご説明していきます。
そのため、しっかりと診断した上での治療計画をお聞き頂けると良いと思います。
何か分からない事や聞きたい事は、かかりつけの歯科医師になんなりとご相談ください。
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ブログ 2023/12/31
スポーツと歯科矯正治療では注意事項について
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マウスガードの使用: スポーツ活動中、特にコンタクトスポーツをする場合、歯のケガを防ぐためにマウスガードが必要です。歯科矯正治療を受けている場合でも、専用のマウスガードが提供され、歯を守るために使用されます。マウスガードは歯の損傷や顎関節の問題を防ぐのに役立ちます。
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①歯並びと噛み合わせの改善をするメリット
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歯科矯正治療は歯並びや噛み合わせの問題を矯正するためのものであり、これがスポーツにおいても重要です。正しい噛み合わせや歯並びがあれば、咀嚼機能が向上と咬合力の向上により力の伝達が上手に使えるようになる。さらに食事の効率が良くなり、アスリートの栄養摂取やエネルギー供給がより効率よくなります。
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②パフォーマンス向上と自己イメージの向上
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歯科矯正治療によって歯並びが改善されると、アスリートの自己イメージが向上する可能性があります。自信を持って笑顔を見せることができることは、メンタルヘルスやパフォーマンスに良い影響を与えることができます。
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③歯科矯正治療の課題
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歯科矯正治療を受けている期間は、アスリートにとってトレーニングや競技との両立が課題となることがあります。定期的な調整やケアが必要であるため、スケジュールの管理が求められます。
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マウスピース矯正は、ワイヤーと比較すると口腔内のケアが簡単になりますので、両立が容易になると考えられます。
結論
アスリートの方々は、マウスピース矯正で安全かつより効率よく健康的なスポーツ活動を続けることができると思います。
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ブログ 2023/12/31
大人の前歯が出てこない
子供の前歯が全然揺れてこないで来院された子がいました。
よくよく聞くと乳児の時に前歯を強くぶつけて子供の歯の治療をした事があると言うではありませんか。
子供の時の外傷の記憶なんて忙しい子育ての間には沢山経験されている保護者の方は多くいらっしゃると思います。
子供の歯の外傷は、大人の歯(永久歯)へ影響が出るのは、忘れた頃(7歳〜9歳頃)に問題と顕著に表れます。
乳児期(1〜2歳)頃の事なので、かるく4〜6年は経過しているので忘れてしまっている方も多くいらっしゃると思います。
血が出てないから大丈夫と言ったり、少しぶつけただけで揺れていないから大丈夫と思われていませんか。
子供の時の外傷の影響は以下のものがあります。
①大人の歯が出てこない
②大人の歯の根が成長できない
③大人の歯の根が曲がってしまう
概ね1歳〜3歳頃に歯を強くぶつけた場合に起こります。
理由としては、身長に対して、頭の大きさが大人と違い大きい事と歩行が熟達していないため運動機能の発達過程であるため外傷を引き起こしやすい状態となっております。
どんな外傷であっても永久歯への影響は、大人の歯が出てきてはじめてわかる事なので、定期的なレントゲン写真を撮影する事で経過をしっかりとみる事が大切になります。
概ね1年毎に撮影し、大人の歯が順調に出てきているのかを確認する必要があります。
そこで、先ほどの子ですが、外傷により子供の歯の神経への治療を行っておりました。それ自体は特におかしな事でもないのですが、神経の治療をした際には、人工物を根の中に入れます。もちろん吸収性の材料を入れ込むのですが、それでも吸収しない事があります。
その場合は、大人の歯が横によける事があります。
避けた場合は、歯が出てこれません。
発見が遅かったりした場合は、矯正治療で大人の歯を牽引して引っ張り出さなければなりません。
ただ、発見がはやい場合は、大人の歯の周囲の邪魔な組織(骨や肉芽)を除去するだけで大人の歯が出てくる事があります。
私、自身はまだ昭和大学に籍を残ししていただいているので、外来で行えそうにない処置に関しては、執刀に関しては私の方で全身麻酔下で処置を行います。
開窓術・牽引術に関しては、当院ですべて対応させて頂きます。
本当の外科的な処置に関しては、口腔外科専門医の先生にご依頼する事もありますが、小児に関わる外科的な処置に関しては、私の方で対応させていただいております。
なんなりとご質問いただけましたら幸いです。