症例・お知らせ・コラム一覧 blog
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ブログ 2023/12/31
スポーツと歯科矯正治療では注意事項について
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マウスガードの使用: スポーツ活動中、特にコンタクトスポーツをする場合、歯のケガを防ぐためにマウスガードが必要です。歯科矯正治療を受けている場合でも、専用のマウスガードが提供され、歯を守るために使用されます。マウスガードは歯の損傷や顎関節の問題を防ぐのに役立ちます。
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①歯並びと噛み合わせの改善をするメリット
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歯科矯正治療は歯並びや噛み合わせの問題を矯正するためのものであり、これがスポーツにおいても重要です。正しい噛み合わせや歯並びがあれば、咀嚼機能が向上と咬合力の向上により力の伝達が上手に使えるようになる。さらに食事の効率が良くなり、アスリートの栄養摂取やエネルギー供給がより効率よくなります。
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②パフォーマンス向上と自己イメージの向上
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歯科矯正治療によって歯並びが改善されると、アスリートの自己イメージが向上する可能性があります。自信を持って笑顔を見せることができることは、メンタルヘルスやパフォーマンスに良い影響を与えることができます。
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③歯科矯正治療の課題
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歯科矯正治療を受けている期間は、アスリートにとってトレーニングや競技との両立が課題となることがあります。定期的な調整やケアが必要であるため、スケジュールの管理が求められます。
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マウスピース矯正は、ワイヤーと比較すると口腔内のケアが簡単になりますので、両立が容易になると考えられます。
結論
アスリートの方々は、マウスピース矯正で安全かつより効率よく健康的なスポーツ活動を続けることができると思います。
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ブログ 2023/12/31
大人の前歯が出てこない
子供の前歯が全然揺れてこないで来院された子がいました。
よくよく聞くと乳児の時に前歯を強くぶつけて子供の歯の治療をした事があると言うではありませんか。
子供の時の外傷の記憶なんて忙しい子育ての間には沢山経験されている保護者の方は多くいらっしゃると思います。
子供の歯の外傷は、大人の歯(永久歯)へ影響が出るのは、忘れた頃(7歳〜9歳頃)に問題と顕著に表れます。
乳児期(1〜2歳)頃の事なので、かるく4〜6年は経過しているので忘れてしまっている方も多くいらっしゃると思います。
血が出てないから大丈夫と言ったり、少しぶつけただけで揺れていないから大丈夫と思われていませんか。
子供の時の外傷の影響は以下のものがあります。
①大人の歯が出てこない
②大人の歯の根が成長できない
③大人の歯の根が曲がってしまう
概ね1歳〜3歳頃に歯を強くぶつけた場合に起こります。
理由としては、身長に対して、頭の大きさが大人と違い大きい事と歩行が熟達していないため運動機能の発達過程であるため外傷を引き起こしやすい状態となっております。
どんな外傷であっても永久歯への影響は、大人の歯が出てきてはじめてわかる事なので、定期的なレントゲン写真を撮影する事で経過をしっかりとみる事が大切になります。
概ね1年毎に撮影し、大人の歯が順調に出てきているのかを確認する必要があります。
そこで、先ほどの子ですが、外傷により子供の歯の神経への治療を行っておりました。それ自体は特におかしな事でもないのですが、神経の治療をした際には、人工物を根の中に入れます。もちろん吸収性の材料を入れ込むのですが、それでも吸収しない事があります。
その場合は、大人の歯が横によける事があります。
避けた場合は、歯が出てこれません。
発見が遅かったりした場合は、矯正治療で大人の歯を牽引して引っ張り出さなければなりません。
ただ、発見がはやい場合は、大人の歯の周囲の邪魔な組織(骨や肉芽)を除去するだけで大人の歯が出てくる事があります。
私、自身はまだ昭和大学に籍を残ししていただいているので、外来で行えそうにない処置に関しては、執刀に関しては私の方で全身麻酔下で処置を行います。
開窓術・牽引術に関しては、当院ですべて対応させて頂きます。
本当の外科的な処置に関しては、口腔外科専門医の先生にご依頼する事もありますが、小児に関わる外科的な処置に関しては、私の方で対応させていただいております。
なんなりとご質問いただけましたら幸いです。
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ブログ 2023/12/31
自然矯正とはなんなのか。
基本的には矯正器具を使用せずに歯並びを改善する方法を言います。
有名なところでいうと、MFT(筋機能訓練)を行うこと
お口周りの筋肉を整える方法ですね。
歯科の中では、スティク棒で前歯を前に出す方法もあります。
生えたての若干内側に入った前歯を前に出す方法はあります。
生えたての前歯は、まだ根が完成していないため動かしやすくスティク棒を後ろから押す事で力を加えることで前歯は後ろ側から前方に出てきます。
ただ、骨格的な要因の場合は、12歳頃に下顎が大きくなるためまた反対になってしまう可能性があるので、しっかりと骨格的な問題的なのかを診断する必要です。
お口の中の歯並びに関しては、歯科医師に相談した上で行っていただけましたら幸いです。
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ブログ 2023/12/30
矯正治療の方法はワイヤー矯正とマウスピース矯正の2種類が現在あります。
ワイヤーに関しては、100年前から使用されているシステムとなっております。
マウスピース矯正に関しては、歴史が浅くおおよそ25年くらいの歴史となっております。
両方とも歯を動かす事自体に変わりはありませんが、マウスピースに関して利点と欠点があります。
1つ目の利点としては、論文にもなっておりますが通院頻度がワイヤー矯正の半分程度であることです。
ここで間違えてはならないのがワイヤーと比較して早く期間に変わりはありません。
歯を動かす移動量には人間の限界がありますので、基本的には2年〜3年程度かかります。
ワイヤーだからマウスピースだからはやい事はありません。
2つ目の利点
動かしている間のお口の中の変化をみる事ができます。
ワイヤーですとこちらはご自身で確認しながら変化をみる事ができません。歯並びを改善し終えて、術者が処置終了した段階でワイヤーを外す形となります。
そのため、ワイヤーを外してすぐにこちらで終わりでも良いかを短時間の間に患者さん自身が判断しなければならないため審美的に満足できなかった時に修正することが難しいです。
デメリットとしては
ワイヤーと違い、マウスピースははめているだけのため、歯を垂直的に動かす事が難しいのが現状となります。
そのため、当院では、垂直的な動きを補助する意味で別のマウスピース(プレオルソ)を使用して改善していきます。
わからない事や不安な事はご来院された際にご質問していただけましたら幸いです。
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ブログ 2023/12/30
プレオルソの第一印象は、どの患者さんに聞いてもこれで本当に治るの?という事です。
実際のものをみてみるとラバー製のマウスピースとなっています。
しかも、夜と日中は家にいる時だけと…
これだけ聞くと本当?
みたいになると思います。
しかし、実際に半年ほど使って頂くと改善していく事を実感していただけると思います。
原理としては、口腔周囲の筋肉を整えながら歯並びを装置に沿って改善するものとなります。
当院では、半年毎に定期検診を行い、お口の中を写真撮影し、変化をご説明いたします。
実感できなかった部分も丁寧にご説明しますのでご安心ください。
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ブログ 2023/12/29
当院では、マウスピース矯正を行っております。
マウスピース矯正に関しては、ご自身の管理がとても大切になります。
毎日20時間以上使用しなければいけなかったります。
交換をしていくにしても本当に動いているのかわからないので不安になられる方もいらっしゃると思います。
当院では、デンタルモニタリングを行っております。
こちらは、専用のアプリを使用させていただき、マウスピースの交換毎にスマホで写真を撮影していただき、実際に歯が計画通りに動いているのかを確認させていただいております。
上記のことでしっかりと計画通り動いているのかを歯科医院側も把握することができます。
万が一何か異常な事がありましたら、はやめに対応することが可能なため安全にそして効率よく矯正治療を進めることができます。
当法人では、基本管理料にすべてパッケージされているので追加で費用をいただくことなく矯正治療を行うことができます。
ご興味がありましたら無料でご相談をしておりますのでご来院をお待ちしております。
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ブログ 2023/12/29
皆さんこんにちは
お口周りの癖についてですが、どんな事柄を想像しますか?
①指しゃぶり②爪咬み③ベロを前に出す④歯軋り
だいたい、この事柄でしょうか。
①については乳児では生理的なものですので、おおよそ2歳〜3歳頃までは行っていることが多いです。歯並びに影響がでるのは4歳以降まで指しゃぶりをしてしまっている子の場合は起こりやすいと考えられています。
もし、4歳まで指しゃぶりをしている場合はどうやって辞めさせるのか?
まずは、怒ってやめさせる。
→これは、特に有効ではありません。
むしろ逆に悪化する可能性があるのでお勧めいたしません。
基本的には、指がお口に入っている場合は指で遊ぶ遊びを一緒にしてあげても良いかもしれませんね。
たとえば指相撲などでも良いと思います。
②爪噛み
これは、癖になると大人まで辞めれません。
精神的な問題が大きく影響しますので、注意深く子供の様子を見てあげてください。
③ベロを前に出す
これも乳幼児は多く起こります。
お口に対してベロの占める割合が髙い事と乳幼児嚥下の場合は舌をよく使うためベロが前に出やすい状態になります。
そのため、乳幼児嚥下が残ってしまっている場合は、舌が前に出やすいので筋機能訓練などを行い、正しい舌の位置を覚えていただく必要があります。
④歯軋りについて
歯軋りに関しては、乳幼児は下顎が前方に出やすいため歯が擦れやすい状態です。
そのため、歯軋りの音が出るので、楽しんでしまう事があります。
基本的には、3歳頃に子供の歯並びが揃いますので、その頃には落ち着くと思います。
もし、歯軋りが4歳以降もあり、保護者も一緒に寝る際に睡眠障害を引き起こすほどのものでしたら短期間でしたら歯軋り用のマウスピースを装着することで歯軋りを改善することができます。
基本的にお口周りの癖の対応に関しては、気がつかせてあげることが大切になります。
それ以外でも対応する方法はございますので、ご来院いただけましたらお話しさせて頂きます。
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ブログ 2023/12/29
みなさん、こんにちは
乳幼児の時の歯並びは、気になりますよね。
実際、私も小児歯科医でもありますが二児の父親でもあるため、子供たちの歯並びには関心があります。
長男の方は、歯並びに関しては問題なく隙間がたくさん空いているので問題なく大人の歯も並ぶかなーと思っておりました。
しかし、二人目の長女は、なんと子供歯が出てきて前歯が前後に入り組んでいるはありませんか。
女の子なのに…
と思っておりました。
自分自身でも保護者の方から何かできることはありませんか?
と聞かれることがあるのですが、様子をみましょう。
と良くいっているので、なんとも言えない気持ちになりました。
が、歯が生えて1年、その他の歯も出てきてびっくり、ある程度並び始めたではありませんか。
唇周りの筋肉の影響と骨格の影響だとは思うのですが、隙間もある程度存在し並んでいるので良かったと思いました。
なので、乳幼児期の歯並びに関しては、やはり骨格や筋肉の影響をたぶんにうけるため、歯並びに関しては、やはり様子をみることが一番なのだと実感しました。
では、どこまで様子をみるのか、ですが以前にもお話ししましたが3歳頃に子供の歯並びは完成します。
4歳頃より指示行動を取ることができるようになります。
矯正治療やMFT(筋機能訓練)をできるのは4歳頃となりますので、この時期までは様子をみるのが良いと考えます。
もし赤ちゃんの時に歯並びが気になるようでしたら、ご来院いただけましたら幸いです。
その時には、我が子のお話しを交えながらご相談にのります。
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ブログ 2023/12/29
口腔機能発達不全症は、口腔機能が十分に発達せず、言語や摂食・嚥下などの機能に問題が生じる状態のことを言います。
幼児期の時に正常な発達と比較して口周りの筋肉機能が不足している状態のことを言います。
口腔機能発達不全症の主な症状には、以下が含まれることがあります。
- ①言語の発達の遅れ:言葉の発音が難しい、言葉の遅れが見られるなどがあります。
- ②発声の問題:声の出し方や音の発音に困難が生じることがあります。
- ③口唇や舌の筋肉の制御の困難:正確な発音や摂食・嚥下に影響が出る可能性があります。
- ④食事の障害:嚥下困難や食べ物を十分に噛むことが難しいなどが見られることがあります。
口腔機能発達不全症の原因の特定は難しいことが多いです。
ただし、多くの虫歯が要因でお口の中に歯がなくなることでも起こり得ることです。
もちろん遺伝的な要素や環境の影響が考えられます。
しかし、はやめに原因を考え対応し適切なリハビリテーションや治療を行うことで、機能の向上が期待されることがあります。
治療のアプローチには、言語療法や理学療法、聴覚療法などが含まれることがあります。
訓練の大半は家庭で行う事が多いため、家庭でのサポートも重要です。
症状や状態によって治療計画が異なるため、歯科医師や専門家の指導のもと、継続的な評価とサポートが必要となります。
おおよそ、1年程度で効果の判定を行う事となります。
何かお困りのことがありましたら。
かかりつけ医もしくは、歯科医院をご受診されてください。
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ブログ 2023/12/06
先日、前歯の大人の歯が出てこない子の処置を昭和大学に来て頂き全身麻酔下で施術をしてきました。
その時には、大人のはの周りに嚢胞(余分な肉芽)がまとわりついていました。
全身麻酔は、さまざまな職種の方々が関わって行っていく処置となります。そのため手続きは大変ですが、安全な処置の手段ともなります。
外来で覚醒下で行うと、どうしても痛みや恐怖心が強く出てしまう子供たちや処置でも問題なくできます。
さて、処置は、開始して5分で先ほどお話しした嚢胞が出てきました。
レントゲンでは認められなかったのですが、処置してみつけた瞬間にこれが歯を出さなかった原因だと感じました。
これで出てきてくれると良いなと思って、処置を手際良く行い終了。
保護者の方へ歯を出さなかった原因の肉芽をお見せして、二人でこれで出てきてくれると良いですねとお話ししておりました。
歯の萌出に異常をきたす原因はさまざまあります。
①外傷
②顎骨嚢胞
③歯牙腫
上記が主な原因となります。
上記の摘出処置などを行っても出てこなければ矯正治療が必要となります。当法人は、小児歯科専門医と矯正歯科学会の臨床指導医の二人がいます。歯の生え方についてわからない事や疑問点がありましたらご相談ください。