症例・お知らせ・コラム一覧 blog
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ブログ 2024/06/26
歯列矯正は、非常に治療期間が長くなる事があります。
そのため、歯並びを改善した後のケアについても注意が必要であるという認識を持って頂けましたら幸いです。
矯正後の口腔ケアとメンテナンスについてお話しいたします。
1. 定期的な歯科の受診
A)定期検診の重要性
矯正治療後も定期的に歯科健診を受けることがとても重要です。
理由としては、歯並びが改善してもお口の中の細菌は除去することは出来ないので、むし歯・歯周病のリスクは人が生きていく上では常に悩まされるため早期発見・予防がとても大事になります。
ただ、歯並びが改善されているとセルフケアが改善前と比較して行いやすいので、QOLは高まると思われます。
その一助として定期的なご来院によりお口の中をメンテナンスされると良いかと思われます。
B)検診の頻度
少なくとも半年に一度の定期健診をおすすめします。
可能であれば3か月毎がよろしいかと思われます。
お口の中の細菌がバイオフィルム(細菌の膜)を形成するのが3か月程度で再生するためです。
2. 矯正後のトラブルへの対処
A)歯の動き
矯正後に歯が動いていると感じた場合は、すぐに歯科医師に相談していただけましたら幸いです。
早期に対応することで、症状の悪化する事を改善することが出来る可能性があります。
ただし、人間の体は常に変化していきます。
お口回りの筋肉の変化・骨の減少などによる骨格の変化などにより歯並びは常に変化が付きまといます。
そのため、なるべく歯並びを維持されたい方はリテーナーの使用にご注意して頂けましたら幸いです。
何かお困りの事がありましたらかかりつけの歯科医師にご相談して頂けましたら幸いです。
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ブログ 2024/05/25
綺麗な歯並びは、見た目だけでなく、健康や社会生活にも多くの利点があります。
綺麗な歯並にすると良い事は全部で6つの項目があります。
1) 見た目と自信の向上
A)笑顔が綺麗になる
綺麗な歯並びは、自然な笑顔を創り自信を持って笑うことが出来るようになります。
B)自己肯定感の向上
歯並びが改善することで見た目に自信が持てるようになります。
その事で自己肯定感を高めることができます。
2) 健康的になれる
A)お口の中が綺麗になる
歯が整っていると歯磨きやフロスがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防がしやすくなります。
B)噛み合わせの改善
正しい咬み合わせにより、食べ物を効率よく噛むことができ、食べ物が細かくすりつぶす事が出来ることで胃腸の負担がすくなくなり消化を助けることができます。
また、すりつぶしが出来るようになるとうま味成分を引き出す事で食生活も改善することが出来ます。
C)顎関節症のリスク軽減
噛み合わせが不安定であると顎関節に負担が生じることがあります。そのため顎関節症の原因になることもあります。歯並びを改善すると副次的に顎関節の位置が改善され顎関節症を予防することができることもあります。
3. 発音の改善
発音の問題が改善
歯並びが整うことで、正しい舌の位置が保たれ、また前歯の位置が平均的な位置に並ぶ事で発音が明瞭になることもあります。
4)社会的な利点
第一印象が変わる
笑顔は第一印象を形成する重要な要素であり、綺麗な歯並びは良い印象を持たれる事が多くあります。
A)コミュニケーションが円滑に
自己肯定感を高めることが出来るため自信を持って話すことができます。そのため対人関係やビジネスにおいて円滑なコミュニケーションをとることができるようになるかもしれません。
5. 経済的な利点
将来の治療費を節約
良好な歯並びを保つことで、むし歯や歯周病のリスクを軽減することで将来的に歯の健康を維持しやすくなるため歯科治療の必要性が減ります。
6. 心理的な利点
ストレスの軽減
歯並びが気になることによる心理的なストレスが少なくなり、精神的な健康を得ることができます。
皆さんが将来的にどうなりたいのか、綺麗な歯並びで健康的な生活をして頂くように今後も精進してまいりたいと思います。
何かお困りの事がありましたらかかりつけの歯科医師にご相談して頂けましたら幸いです。
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ブログ 2024/06/15
歯科矯正における抜歯は、歯並びや咬み合わせを改善するために行われることがあります。
理由としては、以下の4点の場合に抜歯をする事があります。
1)歯を並べる際に隙間がない場合
歯を抜くことで他の歯が綺麗に並ぶ隙間を作るために抜歯する場合です。
2)過剰歯がある場合
過剰歯は、主に上の前歯の下に存在している事があります。
そのため、歯を動かす際に前歯の根が過剰歯にひっかかり思ったような動きを阻害する可能性があるため抜歯をすることがあります。
3)重度の歯列不正
歯並びや咬み合わせが非常に悪い場合、矯正治療を効果的に進めるために一部の歯を抜くことがあります。
一部の歯は、主に前から4番目の歯を抜くことが多くあります。
4)健康な歯を残すため
虫歯になってしまっていた場合、矯正治療に耐えうる歯でない場合は抜歯をする事があります。
以上ですが、矯正治療で必要な歯を抜くことには特に注意します。
抜いた場合は後戻りする事が出来ないのでしっかりと診断をさせて頂いて抜歯の判断をいたします。
何かお困りの事がありましたらかかりつけの歯科医師にご相談ください。
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ブログ 2024/06/10
歯科矯正に関しては、痛みを伴う事が多くあります。
もちろん、歯を抜いたりや親知らずの抜歯が必要な場合などで矯正を行う上で痛みがある事もあります。
歯を抜く事で腫れが生じる事で痛みを訴えられる事もありますし、親知らずを抜いた際には頬がパンパンに腫れる事で直接的な痛みを訴える事もあります。
今回は、矯正治療中のお痛みについてお話し出来ればと思います。
矯正治療中に感じる痛みについては、4点が考えられます。
①装置の調整による痛み:
ブラケットやワイヤーが調整される際に、一時的に歯や歯ぐきに圧力や痛みが出ることがあります
理由としては、歯に負荷をかけて動かすためにその負荷に対する反応としての痛みとなります。
力を強くかければかけた分痛みを生じることがあります。
その痛みは、ごはんを食べれないようなお痛みになることがあります。
ワイヤーは2か月ないし1か月後まで動いて欲しい力を入れるため痛みが出やすい状態です。
マウスピース矯正の場合は、痛みは違和感程度で済みます。
力のかけかたがワイヤーと違うためお痛みが少ないと考えて頂けると幸いです。
ワイヤーに関しては、特に初めて装置を付けた直後や、調整後の数日間が痛みを感じやすいです。
②食べ物による痛み
硬い食べ物や粘り気のある食べ物を食べると、装置周りの歯や口内の痛みが増すことがあります。
食べ物を食べると歯根膜線維と言われるものが圧力を検知します。
矯正治療中は、歯根膜線維は炎症を引き起こしながら動かしますので炎症が著しい場合は、食事をした際に痛みを訴えることが多くあります。
そのため柔らかい食べ物を選んで食事することで、痛みを軽減することができます。
③矯正装置への適応による痛み
初めて装置をつけたり、装置が調整されるたびに、口の中の組織が適応する過程で痛みを感じることがあります。
一時的なもので、数日から1週間程度で痛みは軽減されることがあります。
④口内炎や潰瘍
矯正治療中に口内炎や口内潰瘍が発生しやすくなることがあります。これにより、痛みを感じることがあります。
これらの痛みに対しては、以下の2つの対策が考えられます
A)痛み止めの使用
歯科医の指示に従い、適切な痛み止めや鎮痛剤を使用して頂くか、市販薬の鎮痛薬を服用して頂くかのどちらかかと思われます。
B)柔らかい食事
矯正治療中は柔らかくて噛みやすい食べ物を選んで頂く事で装置周りの痛みを軽減することができます。
硬いものは、炎症が強い状態の歯根膜に強い刺激を加える事になるため軟らかい食べ物にして頂いても良いかもしれませんね。
C)氷や冷却物の使用
装置が痛む部分に冷やした水を当てることで、腫れや痛みを一時的に和らげることができます。
氷などは刺激が強いためなるべくなら冷やしたお水を当てて頂けましたら幸いです。
D)歯科医のフォローアップ
痛みや不快感が強い場合は、担当の歯科医にご相談していただけましたら幸いです。
矯正治療中の痛みは一時的なものですのでご安心ください。
通常は慣れや適応により痛みは軽減されます。
痛みが強い場合や長期間続く場合は、担当の歯科医師にご相談ください。
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ブログ 2024/06/05
矯正治療中のしゃべり方についてご不安の方もいらっしゃると思います。
お口の中に異物であるものをつけておりますのでどうしても発音・発声に慣れない方がいらっしゃると思います。
矯正装置(歯列矯正器具)をつけている場合、言語の話し方にも一定の影響が出ることがあります。
以下の4点に注意していただければと思います。
①発音の変化:
ブラケットやワイヤーが口の中にあると、一部の音の発音が難しくななります。
主に舌の位置が変わる音(例えば「s」「t」「th」など)や唇を使う音(例えば「f」「v」など)が影響がでることが多いです。
②慣れの過程:
矯正装置をつけてからしばらくすると、通常の発音に戻るために必要な慣れがあります。最初は不自然に感じるかもしれません。
概ね1~2週間程度で慣れて話し方が治ってきますのでご安心ください。
③調整後の注意:
矯正装置が調整されると、一時的に発音に影響があります。
調整後には特に自分の発音を意識して話すと良いと思います。
④アドバイス
矯正治療を行っている歯科医や歯科衛生士は、発音が問題となることがあれば舌のポジションなどを指摘する事で通常の発声・発語を取り戻すことが可能な時もあります。
まとめ
矯正装置をつけている間に発音に変化があることは一般的ですが、慣れと指導によって改善することができるのでご安心ください。
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ブログ 2024/05/30
歯並びを改善している際(矯正中)は、なかなか食べ物で苦労されていらっしゃる方が多くいらっしゃると思います。
特にワイヤーに関しては注意する事が多くあると思います。
矯正中の食べ物については、以下の点に気を付ける点は以下の5点となります。
①柔らかい食べ物
矯正装置をつけている間は、硬い食べ物や噛み切るのが難しいものは避けて頂けると幸いです。
理由としては、硬いものを食べた際には、歯に付けているブラケットと呼ばれる金属・もしくは白いプラスチックの物が硬い物に当たって脱離しやすい状態になるからです。
そのためなるべく柔らかくて容易に噛める食べ物を選んでてみてください。
②粘り気のある食べ物:
キャラメルやトフィーのような粘り気のある食べ物は、ブラケットやワイヤーにくっついてしまうので避けてください。
こちらも脱離の原因となりますので避けてください。
③小さく切った食べ物
大きなかたまりの食べ物を噛むと、装置の部品が破損する可能性があります。
食事のときは小さめに切ってから食べるようにしましょう。
大き目のお肉やお魚については、かぶりつきたいと思いますが、脱離の原因となりますのでご注意ください。
④食べた後の歯磨き:
食事の後は歯磨きやフロスが重要です。食べ物がブラケットやワイヤーに挟まってしまうと、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
からまってしまったものを除去するのは大変ですが、丁寧なブラッシングをして頂けましたら幸いです。
⑤栄養バランス:
矯正装置をつけていても、栄養をしっかり摂ることが大切です。柔らかい野菜やフルーツ、たんぱく質を含む食事を心掛けてください。
線維質なものを避けがちになるので食生活のバランスが崩れやすいのでご注意ください。
以上のように注意するべき事が沢山ありますが、ブラケットを外した際に健康的な歯を維持するためには、お食事にも注意して頂けましたら幸いです。
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ブログ 2024/06/01
歯並びでお困りのお子様をお持ちの保護者の皆さま
矯正相談は保険の適応に令和6年度の6月からなりました。
ただし、条件がございます。
学校の歯科健診の紙に歯並びについてのチェック項目があります。
そちらにチェックが付いているお子様は、矯正相談に関しては、そちらの紙をお持ちの場合は矯正相談が保険の範囲で受診することが可能です。
その際にはレントゲンなどを撮影して、矯正の診断を受ける事も可能でございます。
何分、はじまったばかりで手探りの医院も多いと思います。
なにかお困りの事がありましたらかかりつけの歯科医院にご相談ください。
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ブログ 2024/04/29
歯列矯正を行う際には、様々な副作用が生じることがあります。
その一つが
「ブラックトライアングル」です。
歯科矯正では、歯と歯ぐきの間に生じる三角形の隙間のことです。これは、歯が移動する過程で生じることがあります。
歯は直線的ではなく曲線的です。人体構造において直線的な所はございません。そのため歯列矯正を行った際に歯と歯が接した際には曲線同士が接触するのでどうしても隙間が出来てしまいます。
隙間があると、食べかすがたまりやすく、歯間の清掃が難しくなります。
そのため、矯正治療中にこのような問題を解決するために歯の間をやすり掛けなどをして歯を直線的にする事で隙間を埋めるなどの対応をします。
sそnそのそのhそのほその他で気になる事がありましたらなんなりとかかりつけの矯正科医にご相談ください。
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ブログ 2024/03/22
マウスピース矯正の場合は、痛みに関しては、個人差ではありますが違和感程度に抑える事ができます。
口内炎になるリスクに関してもワイヤーと比較した場合は低い状態です。
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矯正治療には様々なデメリットがあります。
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そのなかで6つご紹介いたします。
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①痛みや不快感
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矯正装置を初めて装着するときや、調整のために力が加えられるときに、歯や歯茎に痛みや不快感が生じることがあります。
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こちらの痛みに関しては個人差がありますが、ワイヤーの場合、装着時に痛みを訴える事が多くあります。
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金属ブラケットやワイヤーが口の中ですれる事で口内炎に成りやすい状態になります。
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②食事制限
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矯正治療中は、硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避ける必要があります。これは、矯正装置やブラケットが外れることがあります。
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一部の食べ物が矯正装置の隙間に詰まる可能性があります。
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粘着質な食べ物は、ワイヤーの隙間に入り込む事があります。
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③歯ブラシが難しい
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矯正装置を装着している間は、歯の間の清掃が難しくなることがあります。
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金属ブラケットやワイヤーがある場合は、フロスや歯間ブラシを使用して歯垢や食べかすを除去するのが難しくなります。
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④治療期間の長さ
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矯正治療は通常、1~3年程度にわたります。
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歯を移動させるのに時間がかかるためです。
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また、治療中に定期的な歯科医の訪問が必要な場合もあります。
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マウスピース矯正の場合は、最初に作成したものをお渡しした後に通院する事がワイヤーの半分程度となるため、通院で期間が延長したりすることが少ない事を実感していただけると思います。
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⑤外見
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金属ブラケットやワイヤーでの矯正治療の際、目立たなくすることが難しい場合があります。
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外見に対して笑顔を見せる事が難しかったりする事が生じるかもしれません。
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⑥リスク
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矯正治療には、むし歯、歯茎下がり、顎関節症を誘発するリスク、歯の根が吸収などが生じる事があります。
これらのデメリットは、個々の状況や治療法によって異なる場合があります。
当院では、半年毎に定期的にお口の中の状況を一緒に確認して頂くことでご不安を減らすことを心がけております。
なにか不安点や心配事がありましたらかかりつけの歯科医にご相談して頂けましたら幸いです。
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ブログ 2024/03/22
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マウスピース矯正の弱点には以下の5つがあります。
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①フィットの問題
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マウスピースが歯に合わず、矯正圧が適切にかからない場合があります。装着が甘い場合などに生じることが多くあります。
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そのため、チューイなどをしっかり噛んでフィットさせる事がそう脱着の際に重要になります。
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その他にも矯正装置が変形してしまったり、歯の動きに対応して調整されていないことが原因があります。
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②痛みや不快感
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マウスピースが歯や歯茎に摩擦や圧力を加える場合、痛みや不快感が生じることがあります。
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特に新しいマウスピースを装着した直後や、調整後に違和感などの症状が現れることがあります。
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③歯の動きが十分でない
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マウスピースが歯の動きをうまく制御できていない場合、治療の効果が不十分になることがあります。
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マウスピースのフィットや治療計画に問題がある可能性があります。
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当院では、治療の修正で再度作成する費用は一切頂いておりません。
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④装着不良
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マウスピースが正しく装着されていない場合、矯正装置が適切に機能しないことがあります。特に、マウスピースが緩んでしまう場合があります。
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そのため、装着時にはしっかりとチューイを咬んでフィットに気を付けてください。特に装着不良になりやすいのは、前から2番目と3番目が多くあります。
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⑤口内環境の影響
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歯ブラシなどをしない状態で装着を長時間することで口内炎や口臭などの問題が生じる場合があります。
これらの不具合が生じた場合は、かかりつけの歯科医に早めに相談することが重要です。
歯科医は問題の原因を特定し、適切な対処法を提案することができます。また、マウスピース矯正治療中は定期的なフォローアップが重要であり、不具合が生じた場合にはできるだけ早くかかりつけの歯科医に連絡することが大切です。
当院では、lineやデンタルモニタリングを使用して早期の対応をとるように心がけております。
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