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Blog Detail 子供のマウスピース矯正について
2023/06/02
小児歯科医師はインビザラインを子供の矯正治療でも使用しています。
商品名としては、インビザラインファーストと呼ばれています
インビザラインは、従来の矯正装置(ブラケットやワイヤー)とは異なり、透明なプラスチック製のアライナーを歯に装着することで歯の位置を調整します。アライナーは、歯列の移動を進めるために定期的に交換されます。
子どもの矯正の場合、インビザラインを使用する事のメリットとしては、2点あります。
- 透明なアライナーは見た目が目立たず、他の人に気付かれにくいため、子供たちにとっては自信を持って装着できるというメリットがあります。また、アライナーは取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際には外すことができ、衛生面でのメンテナンスが比較的容易です。
- 無理のない歯並びの拡大も可能となっています。
拡大する際に数値的にどの位まで拡大するのかを保護者にお見せする事ができます。
※拡大しすぎると噛めなくなる事があります。
拡大床を使用してのトラブルに関しては、日本矯正歯科学会にて問題点を啓発しているものがありますのでリンクを貼っておきますのでご確認ください。
https://www.jpao.jp/15news/1525trendwatch/vol18
デメリットとしては以下の通りです。
小児の場合、歯の発育が完了していないため、インビザラインの使用は矯正治療の適応によって異なります。成長段階や歯の発育状況を考慮しながら、小児歯科医師が判断する必要があります。
小児の場合、ブラケットやワイヤーを使用した従来の矯正治療がより効果的な場合もあります。
小児歯科医に相談し、子供の個別の状況に応じて最適な矯正治療方法を決定することが重要です。