ポーラスター矯正歯科・小児歯科たまプラーザ|舌小帯が短くて言語の発声についてと歯並びについて

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2023/09/11

舌小帯が短くて言語の発声についてと歯並びについて

歯科医師から舌小帯の短縮にて言語の発声に問題がある事は良く指摘される方が多くいらっしゃると思います。

しかし、言語的の発音に関しては、舌小帯の短縮だけが問題でないこともあります。たとえば咽頭の閉鎖が上手くいかない場合や口蓋裂などで先天的に発音が上手くいかない場合があります。

もちろん、発音に関しては、舌が大きな役割をはたしている事に変わりはありません。

しかし、舌小帯に異常があるために切除をして発声が改善する訳ではありません。

正しい舌の動きを身に付けなければ発声は改善しません。

歯科が対応しているのは、舌の機能的な問題を改善する事はできますが、言語的な訓練を専門的に学習している先生は歯科の中では限られております。私が所属していた昭和大学では口腔リハビリテーション科やスペシャルニーズ口腔衛生学分野の先生はプロフェッショナルであることは良く存じております。

小児歯科医として発声について相談される事は良くありますが、我々が行う舌の訓練方法と発声のための訓練では違うため、我々歯科医師の舌訓練では発声は改善しない事があります。

そのため、言語聴覚士の先生と連携をしっかりと取る必要があると考えます。

もし、言語・発声でお困りの方がいらっしゃいましたら、なんなりとご相談ください。窓口として歯科医院をお使い頂けましたら幸いです。

また、舌小帯が短縮もしくは強直しているために手術が必要であると言語聴覚士の先生が判断された場合は、小児歯科医として対応させて頂きます。

切除時期に関しては、おおまかに5歳頃となると考えます。

今回の講習会で就学前まで訓練にてある程度発声を改善出来ているので就学後に切除を依頼された方もいるとのことですので、舌小帯の手術時期に関しても言語聴覚士の先生と連携は必要と考えます。

しかし、小児歯科医としては、子供と意思疎通がとれる年齢5歳以降での対応が基本的には安全に行えると考えます。

 

また、口腔周囲筋肉トレーニングについても歯並びへの影響もあるため、舌小帯に異常がある患児の場合は何で困っているのかによって訓練内容が変わりますので、もし舌小帯を切除した方が良いかを悩まれている場合は、お悩みをしっかりとお聞きした上で対応させて頂きます。

何かお困りの事がありましたらなんなりとかかりつけの歯科医院もしくは小児歯科専門医にご相談ください。

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